届かぬ思い















 残りの素材は余すところなく石鹸へ。


同じ命であることに変わりはないのに、正当化される殺害と、されない殺害。

それである必要はないけれど、それがそこにあるので、それを選んだ。

声が聞こえること、意味が理解できること。

認識、理性、感情、共感、想像力。

笑いながら目を瞑る。

どこからかついて回る「納得の理由」。