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はい。多分これを読んで分けわからんと思った人が全員(\(^o^)/)だと思うので、

今回は出来る範囲で解説します。

 

とりあえず構成として、彼らが現にいる場所を基準として

「この世界」は無秩序の世界、「あの世界」は秩序の世界です。

あの世界の方は我々が生きる世界の秩序だと思ってくださって構いません。

あ、でもフィクションなので軽い気持ちでどうぞ。

 

マジシャンは無秩序の象徴、今回消された人は秩序の象徴として描きました。

でも消された人のほうは、秩序の象徴といっても秩序を捨ててやるーとか言っているあたり、

全ての秩序の総体的な象徴というわけではありません。

彼はマジシャンに善の意志と呼ばれたように、実は道徳的な秩序でした。

彼が嫌っていたのは、形式に固執して人間性を軽んじる秩序です。

消された人はそれを、全ての秩序が破壊されてしまえば平穏を得られると勘違いしていました。

それはマジシャンの台詞で書いたように、

消し去りたい部分が他と連結しあって取り出せないくらいに全体としての秩序が大きすぎたからです。

 

そして、なぜ消された人が消えてしまったかという話ですが、

彼は全ての秩序を無と化したかったのではなくて、

時間や空間の概念を残したまま、世界の抑圧の秩序だけを変えたかったのです。

そういうわけなで、秩序を捨てることは時空間概念や義務も捨て去るのと同じ筈なのに、

時間がないとか、やることがあるとか言ってたんですな。
しかし、形式の秩序への憎悪が強すぎて、

極端に既存の秩序全てを破壊しさえすれば、と言ってしまっていました。
まあ、そういうことで、秩序の崩壊以降に望むものが、彼にはありません。

それは、今己が持っているもの(既成の秩序から抑圧となりうる秩序を取り去った残り全て)で足りているからです。
だから無秩序という望みを果たした後の意志がなくて消えてしまいました。

そもそも、「この世界」はマジシャンが作り出した世界なので、

他者が支配する世界に落ち着くこと=己の意志の放棄ということになり、

意志自体も消滅することになるといった感じです。え?意味わからん?そうですか、俺もです(←

 

言ってることと、求めていることに矛盾が生じていて、

結局それを理解できずに消された人でした。

 

あと、今回は「人間は秩序だった存在なんだぜ!」ということを言ってみたかった。

 

さて、今度はマジシャンの話をしますが…

彼らはもう一人アシスタント(創造する意志)を欲しがっています。

それがこの話の後に書きたかった話なのですが…

今回は時間の関係もあって、描きたかった全体の半分しか書けていません。

だから実質この話は前半部分ということに…

後半では「秩序よりも無秩序の方が根源的なんだぜ!」というような主張を織り込みたかった。

もちろんニューアシスタントも加わるハッピーエンド(?)で!いつか描きたいです。

 

それで、こちらは結構お遊びですね。ナンセンス漫画というテーマだったので、

支離滅裂もなにも気にせず面白そう!と思ったことをやらせてみました。

ありえない世界=無秩序というイメージで、

それは言葉よりも絵で表現した方が視覚的にも楽しめるかと思って、

階段が崩れたり、フィンガーマジックやったり、そういうのはただ無秩序を表現しようとしただけで、

それ以外の意図は特にありません。

 

まあ、ところどころで彼らに時間と空間の概念の不在を暴露させたりと、

(はたから見て)意味不明な言動にもほんの少しずつ

俺の描きたいことの全様に行き着くヒントを(今回はミゲル話よりも直接的な表現で)散りばめましたが、どうでしょう…?

マジシャンたちにしてみれば、

消された人の意志そのものは尊重していましたが、方向性が間違っていたうえに、

秩序的存在である(←これは単なる佐吉の考え)人間が「無秩序になる」ということは人間性の放棄になるので

人間(秩序)としては存在させられない。

人間性という秩序を失った例の人は意志だけの存在になりますが、先程言ったように、

他者の秩序に甘んじたがゆえに自分の意志を放棄してしまったことになり、消滅。

 

マジシャンたちは簡単に言えば

「無秩序になると君も消えちゃうけど、本当にいいの?」

みたいなことを言っているだけです^ω^

 

ついでにいうと、最後の2ページは「あの世界」です。なのでちゃんと時間空間をしっかりさせました。

わかりにくいですけど!

 

 

…ただ、正直細部まで綿密に構築した話というわけではないので、

この話自体におかしな話に思えるかもしれませんが、そんなときは、

これは単に不思議な世界を書きたかっただけの怪奇漫画だと思っていただければと思います。

 

 

 

それから、この話を考えているときに

なんか…こう…唯一マジシャン(無秩序?)を殺せる方法があったような気がしたのですが、

それがどうにも思い出せなくてもどかしいですorz

その弱点がわからないまま書いていって取り返しのつかない矛盾になったらひどいですからね…;

うーんしかし思い出せない…

 

ああ、あとマジシャンやアシスタントが人間の姿をしていること自体無秩序じゃない感じですが、

無秩序は秩序の目から捉えられるものではないと思うので、

無秩序と秩序を対話させる為にあえて無秩序に秩序の形を取ってもらいました。

 

 

 

今はコレくらいかなあ。

文章にしてみると自分でもまとまりのなさがよくわかる…

 

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