点よりも小さく


































































































 





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三人はヒンチクリフで繋がっている
ヒンチクリフが存在を「感じる」と、ループに陥るように自己収束的に自滅へ進む。
それは三人が各々の目で求め、そして拒んでいるもの。

すべて動で満たされ、結果的に静となった瞬間、ブレインは恐怖でなく本能で逃げ出した。
それは完全な存在であり、死だった。

ストレンジはそれを予感することはできるが、危機感はない。

ラックは存在それ自体に近づけば近づくほどに言葉を奪われる。
ラックにとってエストは拘束すべき、隠蔽すべき、形で在らせるべき対象。

エストはそんな三人を気まぐれにからかうように姿を消して、脅かし、ふとした瞬間に「形」の殻の中に収まる。
そこに意思はなく、現象ですらない。存在自体は何も起こすことがない。

三人とも、本当のエストを捉えることはできない。