病院にて

 

 

 

 

 

 

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またGペンが使いたかったのと患者が描きたかった

 

患者がモーテルではじけたあとの話

今回は誰も死んでませんが白い世界の話を描く時にははじけられるかな、と。

キャメロンはジェイミーが勝手に二人を呼んでいる?だけで

実際二人とも姓名ともにキャメロンでもなんでもないです

 

一回か二回くらいしか描かない登場人物について

俺はなるべく嫌いにならないように描こうと思っているけれど

どうにもやはり残念な人も描かねばならないこともある。

それがここで描いたオッサンだが、しかしオッサンは難しい。

殺せれば殺したかったけど流石に短時間で

しかも急所も何もしらない患者が撲殺は無理かなと思った。止めもすぐに入るし。

 

水のはなしです。

水がなにかの上に落ちて染み込んでいく瞬間、

まだ染み込み終ってなくて、今からしみこむって言うその瞬間、

この場合カーペット。カーペットと水は全く別のものなのに、それが溶け合うみたいに水がしみこんでいく。

染み込んだ後は遅すぎる。

でも染み込む前から後にかけてがまるでスローモーションみたいに頭の中で再生されるとき

なんだかとても不思議な気分になります。

そこには見えない何かがある気がします。しかしそれは空間的なものではなくて、それでも無だと思えない。

時間が形になったものなんじゃないかと夢を見たっていいんじゃないかと思った。

映像で見てもおそらくそこにはなにもないでしょう。

別に水の落ちるときの形がきれいだとかそういう話ではなくて、

カーペットの繊維と繊維の間に水が入り込んでいく様子がすきだとかそういうのでもありません。

そういう感覚もあるにはありますが。

 

ただ世界の色んなところにはなにかこう、吸い込まれるような点や瞬間があると思います。

いやこれも、吸い込まれるように美しいとかそういうんじゃなくて、もっと不気味な感覚です。

死への不安があるというのではなく、そこには何もないにも拘らず苦しいような。

 

今回はそんな自分の感覚を患者に投影したというだけの話かもしれません。

投影したと言ったついでに言うと、これがエスカレートすると水の中にダイブすることになります。

それから、患者が俺の感じる不気味さを感じているかどうかはわかりませんが、

あの瞬間に引っぱられているのはたしかです。

 

 

いまはこれくらいですか。