







終わり
「嫌がらせ」にブチ切れた地下の話でした。
そんなこんなで、人から見られることへの拒絶反応が段々と構築されていきました。
他人の目の中にある、自分のようで、他人のフィルターを通された自分。
それが誰なのかわからなくて、それでもそれすら自分であると、分かっていながらそれを認めたくなくて、
誰にも、自分にも、自分を見られない暗がりを求める。
地下にはもう暗がりだけが、唯一自分が自分を見ることもなく、ただ存在していることのできる世界。
そこには友人や家族の姿ももう見えない。
やさしさ、という言葉で、隠されていた本心。
共有世界の中で、あってはならない感情を、押し隠す、何か。
それが、結局、善意で成り立っているだけで、義務でも何でもないと気付いたとき、
地下は爆発した。
今、つらいのは自分。今、この感情が爆発しようとしているのも自分、それを抑えようとしているのも自分。
抑えて一体何になるだろうか。
一体何のために、抑えるのか。
わからないまま抑え続けてきたものの、結局その先には、自他含めた人の目しかない。
あなたのために、誰かのために、そんな誰かの目。自分の目を被った、誰かの目。
その「目」を閉ざした地下には、何を真実と信じていいかも、わからなくなった。
ただ、存在だけはまなざし以前の真実だから、地下は一つだけ見つける。
朽ちていくまなざしと共にあることが、それを見つめる生きたまなざしとして、その過程が自分を存在させることに気づく。
ってことで、死体を求めて双子の所に辿り着いた。(ということにする。)
doodはお死にあそばせ的な意味だと思って下されば。
うまい言葉が見つからなかった。
暗がりの中で、最初は明かりを使っていたけど、最後は明かりも手放す。
そこがきっと、完全なまなざしとの決別。今の地下の誕生。
地下が見られたくないのは他人が自分を認識する道具となる「素顔」と、自分を隠蔽する自分。
もう包み隠さず短気マンになってる地下は、怖いものなしに双子に近づく。
双子の話に繋がっていきますが、平和がマーダーしまくったのを見てついてきた感じ。
(ということにする。)