●4日目
4日目、予報の通り、雨が降りました。というか、雪になりました。
昨日はあんなに天気がよく、遠くの景色も見渡せていたのに、何も見えません。
今日は、11:30に早めの昼食を取り、湖のクルーズの予定、でした。
再びインターラーケンに向かい、昼食までの数十分を、自由行動。
スーパーで買い物しつつ、昼食の会場に向かうと、なんということでしょう。
予約時間は14:00とのこと。
旅行会社のミスでした。これには寒い雨の中歩かされた他のツアーメンバーも口々に文句を言っていました。
添乗員に面と向かってではないですが。
添乗員はその後旅行会社などと連絡を取り、先にクルーズをし、そのあと昼食に計画を変更。
昼食の際、穏やかに添乗員さんは悪くないよ〜と言っている老夫婦に心を浄化される。
なんやかんやでクルーズへ。
生憎の雨ですが川の水は相変わらずキレイなんだな。
クルーズの際、お詫びにドリンクがサービスされました。
自分は寒かったのでホットチョコレートを。
湖の水も、空はどんよりしているのに、青いんですよ。
その後、ベルンへ。
バラ園に向かいます。バラは咲いていませんが、写真スポットになっていて、
ベルンの街が一望できます。
ここも晴れていたらいい景色だった思います。
そしてまた添乗員の奇行と言いますか…。
予定では、クマ広場からベルンの時計台のほうへ向かって歩いていく流れだったのですが、
17:00の鐘に時計台で仕掛けが動くのを見せたいからと、
先に時計台へ向かうことになりました。
この時、20分くらい前?だったかと思います。
時計台の仕掛けは17:00の4分前から動き出すとのこと。
期待していませんでした。なぜなら時間帯的にも帰宅ラッシュの時間帯で、車も信号も多い、
その上バスを降りて少し歩くということ。
絶対に無理だと思っていました。急いでいけば間に合うような賭けはしたくない。
確実に見られないなら、計画は変更しないほうがいい。そう思いました。
でも、自分はベルンを知らない。だから、添乗員がいけるというなら、行けるのかもしれない、そういう思いもまだありました。
まあ、無理だったんですけどね。
その後、クマ広場に戻り、(この間も車の込み具合で少し時間がかかりました)
本来のルートで18:00の仕掛けを見るために時計塔に向かうことに。
それなら最初から18:00めがけて予定通り進めればよかったんじゃないのか?
添乗員のよくわからない行動のおかげで、やっぱり散策も駆け足になり、
自由行動もなく、そこにあったはずの買いたかったマンデル・ベーリ(熊のお菓子)も買えず、
18:00の時計仕掛けを見てベルン終了。
本当、添乗員。
限られた時間を悉く潰してくれますね。
まあ、クマ広場の本物の熊と、電線を伝う?熊の像は癒しだったよ。
あと、ベルンには道の真ん中に噴水と像が数多く設置されているのですが、
その中でも、子供を食べる男の像の写真が取れたことは収穫かもしれない。
それから、教会の門に造られた天国と地獄の装飾。
また、この旧市街には、昔は食料保存庫だった?地下への入り口が多数あり、ロマンを感じました。
こういう扉すき!
写真では大量の肥えたスズメが止まっています。
バスに乗る直前、建物の隙間からいい景色が撮れた。
その後、夕食のためにローザンヌへ。
ここからフランス語圏になります。
今日は本当に疲れた。体力的にも、精神的にも。レストランにつく頃にはもう眠くて眠くて仕方がなかったです。
夕食は、まあまあうまかった。
ホテルはグランドホテル?前日までと違い豪華な雰囲気でした。
まあ、ここでも色々あるんですがね。
とりあえず、ホテルについて、風呂に入って、さっさと寝ました。
●5日目
スイス観光最終日。
グランドホテルを出て、まずはチューリップ祭へ。今日もあいにくの天気。
バスの車窓から、不思議な位置にある霧をパシャリ。
目的地に到着し、自由行動。
色んなチューリップが咲いています。
ひとしきり花を取り終わって、バス周辺でうろうろしていると、
添乗員が街散策を案内、向こうに行けば店などがあるとのこと。
なんで自由行動の最初に言わない?戻ってきた人にその都度声をかけていました。
よくわからない。
とりあえず、街の写真は撮っておきました。漫画描くときの資料にでもできたらいいなと思って。
ちなみにこっちのポストは黄色が主流です。
日本のポストが赤いのはイギリスの影響だったとのこと。
あと、横断歩道があるんですが、車の通りが多いにもかかわらず、
その前に立っていると車が止まってくれるんです。心温まりました。
横断歩道がないところで渡ろうとしても止まってくれなかったので、交通ルールとか法律とか何かで決まっているんですかね。
交通量が多くても、皆がそのルールを守れば、安心して歩行者が道を渡れます。
日本が見習うべきところだなあと感じました。
そして、次は湖のほとりのシオン城へ向かいました。
昔から残る城や教会を見るのはすきです。時間があればね。
ここも短い写真タイムを取り、さかさかと次の目的地へ行くことに。
ほんの少しだけ、晴れました。
次は、葡萄畑へ。
スイスワインはおいしいらしいのですが、スイス国内で殆ど消費されてしまうらしく、
外国へ出回ることがめったにない珍しいワインとのこと。
白ワインの試飲もありましたが、飲みやすかったです。
ここでは葡萄畑→ワイン試飲・購入ルートだったんですが、
ツアーメンバーのトイレ待ちによる時間ロス、案内された葡萄畑の小ぢんまり感、
ワインの店に行くまでにまた添乗員が迷ったり、
店に行く途中の葡萄畑のほうがいい景色だったりと、またしても微妙な空気に。
いくらなんでも要領悪すぎでは?
で、ローザンヌに向かいました。昼食兼自由行動。
まあ、あの、ここで限界が来たと言いますか。
昼食は、自由行動に含まれていたのですが、添乗員がここがいいですよ、仕組みも簡単で、
たくさん食べられておすすめですよ、というので、一部の人を除いて皆がついていきました。
デパートの上階の、フードコートのようなところでした。
昼食時間帯で、混雑もしていました。
それにもかかわらず、添乗員は20人を超えるメンバーをまとめることもなく、
その場でフードコートの利用方法の説明をし始めました。
バカじゃないの?
何考えてんの?
フードコートと言っても、日本にあるようなシンプルな仕組みではありません。
皿に値段がついていて、さらに食べ物にも値段がついている。
皿に対応した食べ物ならいくら盛ってもOK。でもその対応関係がいまいちわからない。
添乗員は説明しているが、がやがやした空間で、全員が聞き取れるはずもなく。
普通にフードコートに来たお客に迷惑だったろうなあ。
その集団の中にいたくなくて、自分はそっとそこを離れました。
ちゃんと聞いていなかったので、結局、本来は安くたくさん食べられるって感じのフードコートで、
大した量でもないのに日本円にして3000円くらいの飯になったんですけどね。
ここは自分が悪いと思っています。添乗員の話を聞かなかったことではなく、
添乗員がいるからスムーズな旅行になると、添乗員を過信してスイスについて自ら調べておかなかったことについて。
まあ、肉は柔らかくておいしかった。それだけが救い。
昼食後、近くの教会を見に行くことになりました。
フランス語がわからないので、添乗員にくっついていきましたが、くっついていかなくてもよかったと思っています。
写真は殆ど撮っていませんが(なんか、教会に入ると撮る気にならないんですよね、いつも)
教会では、ステンドグラスが美しかったです。
また、5スイスフランで教会の上のほうに登ることもできました。
最初は幅広めの石畳の階段を登って、中二階的な空間に出たのですが、さらに上に行くと、幅も狭く、階段も平らではない。
昔のままの教会なので当然なんですが、だんだん狭くなって、高くなって、高所と狭すぎる場所が苦手な人間には軽い恐怖体験でした。
そしてまたもや時間がないので、最上まで登ることもなく、
添乗員と行きたい人用に設けられた集合時間に合わせたいらしい親にしぶしぶ従い降りました。後に、降りなくてもよかったと思いました。
添乗員のところにギリギリ集合し、街歩きするらしいんですが、添乗員失踪。
自分たちが先に、教会への坂階段を下り終わって少し行ったところで待ったんですけど、
添乗員が、多分遅い人に合わせていたんでしょうが、来ないんですよね。
自分はそこで愛想がつきました。愛想をつかすのが遅すぎたと思います。
道は開けたところに出ればなんとなくわかったので、バス停留所への道の途中にある美術館に行きました。
フランス語がサッパリで、チケットの買い方もわかっていなかったんですが、
幸い日本語を喋れる案内の方がいて、チケット(無料)の受け取り方を教えてくれました。
入ったゾーンは博物館的な感じだったのですが、静かで、ゆっくりと、発掘物などを見ることができました。
ホッとしました。
時間になったので、バスに戻りました。
日本語喋れる案内係の女性に癒された以外、フランス語圏とは相いれないと感じました。
ドイツ語圏とフランス語圏で、なんだか人の雰囲気も街の雰囲気も違います。
フランス語圏できたローザンヌの街が、建物は伝統的とはいえ、都会だったからかもしれません。
長閑な田舎の観光地のほうが、いいなと思いました。
夕食も自由でした。
希望者にはホテルから近場の街へバスで案内、ということだったのですが、
なんだか疲れてしまって、帰りのバスが通った道で見かけたスーパーに、ホテルから徒歩で食べ物を買いに行くことにしました。
この旅で安定的に安心して買い物ができたのは、CoopとMIGROS(Sは読まず、ミグロ)という、スーパーでした。
スイス旅行中、何度も利用しました。お土産物屋で買うより面白いものを売っていたり、チョコなどを安めに買えたりします。
ホテルから歩いて10分ほどの、MIGROSで軽い食事を買ってホテルに帰り、のんびり過ごして一日を終えました。
●6日目
起床時間は5時。流石に時差ボケも解消されていて、5時は普通に眠い。
朝食を済ませ、空港へ。
空港でも、搭乗券発券機の使い方を他の客もいる中、添乗員がツアー客がばらけているにも拘らず突然説明を始めたりして、
ああ最後までこうなんだなと、もう呆れるばかり。
帰りは、ジュネーブ→チューリッヒ、チューリッヒ→成田のルート。
それぞれの空港で小銭を消費しつつ(日本で換金できない)、ついにチューリッヒ、スイスを飛び立つ。
なんというか、本当に眠くて、飛行機の揺れを感じては「ヒィッ」と思いつつも、眠さが勝りそれすらもどうでもよいというような状態に。
眠気は恐怖に勝るようで。
帰りの機内食は生姜焼きと言われて素直に賛同しかねる牛肉の生姜焼きとその他サラダとデザート。
不味くはないが、これを生姜焼きと呼ぶことは認めない。
こちら、空港で買った、スナック菓子。
最初は左のクマの奴だけ買おうとしていましたが、見ず知らずの英語を喋るおじさんが、
これうまいよ(英語)って教えてくれたので、右のポテチも買いました。
ささやかな親切が荒んだ心にしみる。
映画ですが、行きと同じく日本語は殆どなかったのですが、唯一見たことがなくて興味があったミニオンズを見ました。
笑いました。ナカマ!最後に出てきた大悪党?大泥棒?の小太りの少年(青年?)キャラがドツボこのみだった。色とか。
帰りの飛行機はなんだか滅茶苦茶寒くて、毛布を被って寝ていました。
●7日目帰国の日。
日本に到着したのは朝8:00頃。
なんだかホッとしました。
家についたのは11:00近くだったか。そのあと色々整理したり、片付けたりして、
疲れが押し寄せて眠くなるかな〜?と思っていましたが、スイスに行ったときの時差など最初からなかったかのように普通に過ごしました。
今回の旅で、思ったのは、
添乗員付きの旅はもういいかもしれない。
次は個人旅行にしようかな。
それか、自由行動メインのツアー。
ツアーにしても、個人旅行と変わらないくらい、自分で調べて個人行動ができるくらいにしていくべきなんだと。
旅行のいい部分だけを書きたかったところではありますが、
今後の自分への戒めのために、こんな気分だったことを忘れないように書いておくことにしました。
スイスはなかなかにいい所でした。
でもその記憶よりも添乗員への苛立ちの記憶のほうが強く残ってしまっています。
いや、いや、いい景色も沢山あった。
いい国だよ、スイスは。